J社は電子部品の生産メーカーである。今まで端子検査は検査装置を利用していた。
しかし、既存の検査装置の誤差は大きく製品の不良率が高い為、良品の端子も不合格と判断されることがあった。
その為、もう一度作業員の検査が必要となってしまい、重複作業が発生するので生産の效率が下がる一方であった。
ポイント
端子は2cmX1.5cmのサイズで、検査箇所は上部の4点と下部の4点、合計8箇所の端子を検査する
ビジョンシステムを採用し、端子の変形検査工程を自動化する
・作業員は製品を専用トレーにセット
・600万画像のビジョンカメラが検査開始
・NGの場合はキャッチハンドがNG品をNGラインへ搬送、残りの製品トレーはシレンダーAにより完成品ラインへ移動
・作業員は完成品を取り出し、空トレーが自動的にシレンダーBにより搬送ラインへ移動
ポイント
・端子検査精度をUPする事で無駄な作業を無くした
・最適なカメラを選定することで、低コストで高精度な端子検査が可能になった
お客様の声
高精度な端子検査を実現し、無駄な重複作業を排除できた
生産効率を高め、検査タクトを1PC/sにすることができた
ビジョンシステムの検査データを保存することが可能、生産部門のデータ集計と分析に役立つ