X社はクラッチとブレーキのメーカーである。
4種類のブレーキを製造する際、重さ約18.6kgの鉄製ワークを研磨加工し、組立する工程を行う。
研磨工程は今まで手作業の為、生産性が低く製品の一致性が確保できない事が課題であった。
X社の課題を解決する為に、我々伊昇機電は従来の生産方式を変更し、生産性と製品合格率を上げる研磨工程の自動化提案を行った。
ポイント
・A、B、C、D型それぞれ4種類のブレーキ用鉄製ワークを研磨する
・一日130個研磨する
6軸ロボットを導入し、ドリル用いて研磨作業をする
・作業員は鉄製ワークを二面加工機に入れる
・二面加工後の半製品をコンベアによって四面加工機へ搬送する
・四面加工機後の半製品をコンベアによって研磨台に置く
・研磨台が回転し、クリーンルーム内でロボットが鉄製ワークを研磨する
・鉄製ワークの加工完成品を自動的に排出する
ポイント:
・回転式ハンドを使用することで、鉄製ワークの研磨と面取り両方の作業が可能になった
・研磨台上のリフターはマグネット式で、リフターは昇降と回転機能を持っている
お客様の声
研磨はクリーンルーム内作業の為、騒音公害を下げられた
集塵機で研磨の粉塵を収集し、作業員の職業病を予防できた
ロボットを使用し、研磨と面取り処理するので作業員の労働リスクを減少できた